白い蝶々がまるで舞っているような姿のお花、ガウラ。
地面からいくつもの茎を出しその先端に、穂状に花をつけていきます。
ガウラにはたくさんの品種があり、主に30~40cmの高さになる矮性種のものと、1m近くになる高生種のものがあります。
色は、白、ピンク、白に縁がピンク、葉が斑入りなどの品種があります。
蝶々のようなお花、ガウラ。ガウラは、別名『白蝶草』と言われるように白い蝶々のようなお花をたくさんつけます。名前の音だけ聞くと、ハクチョウ草 → 白鳥草と思っておられる方もいらっしゃいます。白いお花なのでハクチョウ(スワン)のようでもあり[…]
ガウラの押し花作り
ガウラは、押し花にすることもできます。
蝶々が舞っているような風景を押し花額絵にしたり、パターン・柄としてカードなどに使っても素敵です。
花びらが薄いので、花びらがとれないように傷つかないようにしましょう。
採取日
2020年 5月20日
方法
押し花専用乾燥シート
押し花
❀ 今回押し花にしたのは、『ホワイトバタフライ』という品種のものです。ラベルには、草丈、30~60cmとありましたが、3年目でほぼ1mになっています。
❀ 春から秋にかけてたくさんのお花をつけてくれます。一輪の花持ちは2~3日とあまりよくないので、押し花にしたい分は、摘んだらすぐに押すようにしましょう。
❀ ガウラ『ホワイトバタフライ』は、採取日によってピンクが強いときと弱いときがあります。咲き始めは、ピンクが割と綺麗に入ります。
咲き始め
❀ 白い花びらは、すこし透け感があります。
❀ 一輪、一輪はずして押し花にすると可愛い蝶々がたくさんできますが、茎付きで押すと『ホワイトバタフライ』ならではの、美しいつぼみも花材として取り入れることができます。
❀ 先端のグリーンと中間は少し白っぽく根元がピンク。とても雰囲気のある押し花になります。
❀ 茎に表情を出して押すと動きのあるラインフラワーになりますね。
❀ ガウラの花は、2~3cm。つぼみの時の名残部分がピンクになっていて、白い花びらと逆方向にあり、くちばしのような、足のような、なんとも面白い形です。
咲き進んだもの
❀ ガウラ『ホワイトバタフライ』は、下の方から順々に咲き、先端の方まで咲いていきますが、次第にピンク部分が白くなっていきます。
❀ ピンクがない方がいい場合は、しばらく咲かせ、先端に近いお花を押すと白く仕上がります。ガウラの品種によっては、もともと白のみのものもあります。
❀ 下記も同じガウラ『ホワイトバタフライ』。
❀ 上の方まで咲かせピンク部分を少なくしたものです。手に持っているのは、生花。下に散らしているのは、押し花のガウラです。ほぼ、変わらない印象で押し花にできています。
❀ 花びらの間隔や、たくさんのシベの位置がそれぞれ異なるので、動きのある押し花花材になります。
押し花ガウラ利用
ガウラは、押し花小物、押し花はがき、カード、押し花額絵などに利用できます。
クリアリウムに使われる方もおられます。
蝶々のような可愛い姿のお花、ガウラで可愛い作品を作りましょう。
ちなみにガウラは、繊細なお花なので、ドライフラワーには向いていません。
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