光を浴びるピンクのガーベラ

ガーベラは、丸くてぱっと開いた様子がとても可愛く、一輪でもその場を明るくしてくれます。

また、花の名前に詳しくない方でも、ガーベラはどんな花か、ご存じの方が多いのではないでしょうか。

やわらかなライトグリーンのすっとした茎に、笑顔のようなお花が、見る人の心にもたくさんの笑顔を作ってくれます。

花の咲き方、花色もとても豊富です。一重、八重咲、細い花びら、小さなガーベラ、大きなガーベラ、中心と花色が違うもの。

花色も真っ白・アイボリーから、パステルカラー、鮮やかなイエロー・オレンジ、レッド・ピンクなどのビビッドカラー、ベージュっぽいピンクなどのニュアンスカラー、赤紫の深い色などとてもたくさんの色があります。

また、お花のボリュームのわりに安価な点も嬉しいところです。

ガーベラの品種を少しご紹介

イエローでも薄いイエローからビビッドなもの、中心の咲き方・色が違うもの、種類が多くてラベルが無いと判別は難しいですね。

エーテル⇩

マリブ⇩

サンディー⇩

ダカール⇩

プロデイジー⇩

ライフ⇩

ビビット⇩

トモホーク⇩

ポージィ⇩

マリエケ⇩

ヒッポ⇩

カーリン⇩

モンロー⇩

レンブラント⇩

ガーベラをほんの一部ご紹介いたしました。

切花のガーベラをいかす

ガーベラの水揚げ

ガーベラは、花びらの保護や花びらが下がらないように、お花の下にビニールをあてているものがあります。

さぁ活けようと思って、ビニールをとると花びらがだらりと垂れ、がっかり。。といった経験もあるかもしれません。

日にちが経ちすぎていた場合もありますが、うまくお花まで水がいきわたっていなかった可能性もあります。

その場合は、再度きっちり水揚げをしてみましょう。

花びらの先を上にあげた状態で新聞紙を巻いて、水の中で茎を2cmほど真っ直ぐにカットします。そのあと、バケツや花瓶などに水を入れて、新聞紙を巻いたまま3~4時間おいてみましょう。その際の水は、他のお花は深水でする場合が多いですが、ガーベラは茎が弱いので、浅水で行います。

茎のカットですが、バラなど多くのお花は、切り口を斜めにすることで、吸水面を増やし、きっちり水を上げるようにする場合が多いですが、ガーベラやカラーなどの茎は柔らかく弱いので、よく切れるナイフなどで真っすぐに切った方が良いでしょう。

ガーベラの性質

ガーベラは、活けた後も花が上を向こうとします。

ですので、婚礼用などで早めに活けてしまうと、お花の顔の位置がずれてしまうので注意が必要です。

花の顔を真横を向くように活けても、時間がたてば花顔は上を向いてしまいます。当然、茎が曲がっています。

アレンジでは、ガーベラのところだけあけておき、寸前に活ける、あるいは、曲がることを想定して活けるなど、配慮が必要な花材です。

ガーベラの印象

ガーベラは、可愛い印象とともに、スーパーにもあるリーズナブルなお花の印象も強いと思います。

特にはっきりとした色合いのお花は、カジュアルな花束によく使われます。

ガーベラをウエディングなど、特別な場所で使用する場合は、はっきりとした色合いだと、おしゃれ感や特別感をうまく演出できない場合が多いです。

パステルカラーのような明るく優しい色のーベラか、ニュアンスカラー、あるいは、少し変わった形状の花びらのものなどを使うと他のお花との相性も良く、おしゃれ感や特別感をだせると思います。

ガーベラのデータ

科名・学名

キク科ガーベラ属

学名:Gerbera jamesonii Hybrid

原産地

南アフリカ

開花期

4月~9月(暖地11月まで)

夏の間は、お花はお休みします。

日あたり

日あたりを好む

 

ガーベラの花言葉

ガーベラの花言葉には、常に前進、上機嫌、元気などがあります。

黄色や赤のビビッドな色のガーベラを見ると、とっても明るく元気になります。丸くぱっと大きく開いた様子は、あなたに捧げる勲章のようです。

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